余録:米大統領選と科学 毎日新聞
毎日新聞 2008年1月9日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20080109ddm001070034000c.html
余録:「スーパーマン」を演じた米国の俳優クリストファー・リーブさんが…
「スーパーマン」を演じた米国の俳優クリストファー・リーブさんが亡くなったのは前回の米大統領選の最中だった。95年の落馬事故で脊髄(せきずい)を損傷し、車椅子で活動を続けていたが、力尽きた。直後に妻が民主党候補の応援演説に立った。ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究の必要性を訴えるためだ▲ES細胞は「元祖万能細胞」で、再生医療の切り札と目されてきた。ここから神経細胞を作って移植すれば脊髄損傷の治療にも役立つかもしれない。リーブさんも期待をかけ、「再び歩く」と宣言していた。一方で、受精卵を壊して作るため共和党のブッシュ大統領は否定的で、民主党との間で一大争点となっていた
